西澤真樹子さんによるホネホネ・ワークショップ
2010年7月15日に、院内学級で「なにわホネホネ団」団長の西澤真樹子さんによる
特別授業が行われました。西澤さんは大阪市立自然史博物館の外来研究員で、
『ホネホネたんけんたい』(アリス館)を皮切りにホネの写真絵本3部作を書かれるなど
大活躍されています。
教室の入り口にも大きなホネの絵が貼られていて授業に戻ってきた子ども達はまずビックリ。
なんだかワクワクしてきます。少し緊張して机についた子ども達ですが、
ブタの足の指は何本かというマキコ先生の質問に「2本」「3本」と答えて行きます。
そしてホネを見てみると、指のホネは4本。「ホネはたくさんのことを教えてくれる」という
マキコ先生の言葉が実感できます。「アカネズミ」「モグラ」「アライグマ」「アナグマ」「イノシシ」
「ワシミミズク」「ニホンジカ」「エゾシカ」「ヘビ」・・・と次々に出てくるホネにみんな興味津々。
手に乗せてみたり、口の中に指を入れたりしながら、もとの動物が何なのか一生懸命に考えます。
「ヘビのお尻はどこかな?」なんて突拍子もないようなマキコ先生の質問にも、
ホネをよくみるとちゃんと答えがあるんですね。
ホネで動物の暮らしを勉強したあとは、気に入ったホネの絵をプラスチックの板に写し取ってオーブンで熱すると、
素敵なストラップの出来上がり。約1時間の予定だった授業ですが、みんなの熱気で終わる気配がありません。
2時間を過ぎても、「まだまだ終わりたくなーい」。マキコ先生と一緒に記念写真を撮ってようやくお別れです。
みんなの集中力に、院内学級の先生達もビックリでした。
(この特別授業は、花王・コミュニティミュージアムプログラム2009の助成で行われたものです)
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