工事現場を彩るコスモスの花
2011年4月の新生児集中治療部オープンに向けた病棟工事が2010年9月から始まりました。
工事現場からの粉塵の飛散を防ぐために、病棟には工事現場を仕切る壁だけではなく、
工事現場を陰圧にして空気を浄化する器械が設置され、廊下の途中には簡易ドアが
何カ所も取り付けられました。そんな工事現場との仕切りの壁や簡易ドアを彩っているのは、
手作りのコスモスの花です。
この花は、京都大学附属病院の小児科病棟でボランティア活動を続けている「にこにこトマト」
のみなさんが作ったものです。3年目の活動助成が決まった「花王コミュニティミュージアム・
プログラム2010」の「小児科病棟はみんなのミュージアム」プロジェクトですが、今年は
京都大学附属病院と大阪市立大学附属病院の小児科病棟との連携で活動を進めることになりました。
その縁で、「にこにこトマト」のみなさんが作ったコスモスの花を分けてくださいました。
「にこにこトマト」では、実に2,000個ものコスモスの花を作り上げたのだそうです。
日によっては14人ものメンバーが集まって、それでも何日もかかったそうです。
京都大学と山梨大学の小児科病棟で、同じコスモスが子ども達を見守っているのは、
なかなか愉快です。「にこにこトマト」のみなさん、ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします!!
(この活動は花王コミュニティミュージアム・プログラム2010の助成で行われています)
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