木星・金星を見てみよう!


 2008年12月2日に、第3回の小児科病棟「軒下観望会」として、夕方の西の空に仲良く並んで輝く金星と木星を観察しました。
 南西向きに窓のある病室の一画に望遠鏡を据えて、金星と木星そして月を窓越しに望遠鏡で見ました。 高度が低く気流の影響を受けて縞模様ははっきりしませんでしたが、楕円形をした木星の周りに4つのガリレオ衛星が並んだ様子に感嘆の声があがりました。 半月のように強く輝く金星には「ダイヤモンドみたい」と声を上げる女の子もいました。 三日月の美しいクレーターを自分の携帯電話でレンズ越しに撮影することに成功した子もいました。 幼児から中学生まで8名の子ども達が順番に観察しましたが、みんな望遠鏡で月や惑星を見たのは初めてで、何度も繰り返して望遠鏡を覗く子もいました。 お父さんやお母さん、臨床実習の看護学生さんや病棟ボランティアの学生さん、そして医師や看護スタッフも一緒に楽しい時間を過ごしました。


レンズをのぞくと、自然に「わあーっ」と歓声が上がります。

看護学生さんや病棟ボランティアの学生さんも一緒に楽しみました。
会の最後に、望遠鏡で見た月をデジカメで撮影してみました。

(この活動は、花王・コミュニティミュージアム・プログラム2008の助成で行なわれています)


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