小林真人さんコンサート
2009年12月8日は、作曲家でピアノ・キーボード奏者の小林真人さんのコンサートでした。
松村誠さんのアフリカの写真が並べられた中で、小林さんがリクエストにも応じながら演奏し、
松村さんがアフリカの自然の話をして下さいました。アフリカの広い空の写真を見ながら、
写真のイメージを小林さんが曲を表現して下さると、みんなの心はアフリカに飛んでいきました。
そして、多田周子さんが優しい歌声を披露して下さいました。
重症室の子ども達のところでも、小林さんがオリジナル曲を中心に演奏して下さいました。
小さな子ども達は、お母さんの笑顔にも見守られて楽しそうに聴いていました。
看護スタッフを対象にライブも行われました。小林さんが山梨の四季をイメージしたオリジナル曲を
次々に演奏すると、その叙情感溢れる世界に引き込まれていきます。
小林さんの演奏をバックに、松村さんがアラスカや八ヶ岳山麓での撮影で体験した命の繋がりと
生き物が持つ時間の話をして下さり、続いて写真家星野道夫さんのエッセイ「もうひとつの時間」
を多田さんの朗読で聞きながら小林さんが演奏して下さると、会場は感動に包まれました。
また、多田さんの歌はメロディーと歌詞が体の中に染み込んでくるようでした。
参加者が音楽の持つ大きな力を感ずることができたコンサートでした。
最後に、音響担当の沼沢秀明さんはじめサポートして下さった方々に感謝いたします。
(この活動は、花王・コミュニティミュージアム・プログラム2009の助成で行なわれています)
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