「病院施設子ども読書支援」プログラムに採択されました
伊藤忠記念財団の平成21年度「子ども文庫助成事業」の「病院施設子ども読書支援」プログラムに、
小児科病棟での図書活動が採択されました。
この事業では30年以上にわたり延べ1,400件を越える「子ども文庫」が助成を受けており、
3年前から新たに始まった「病院施設子ども読書支援」プログラムでは平成21年度は私達の病棟を含む
4団体が採択されました。平成22年3月19日に伊藤忠商事株式会社東京本社で行われた贈呈式で、
助成を受ける53団体とともに目録を受領いたしました。
子ども図書館開設の新聞記事 毎月100冊の貸し出しを受けます ボランティアの学生さんと(新聞記事から)
小児科病棟には、平成16年7月からプレイ・ルームに玉穂町(現 中央市)生涯学習館の分館として
「ミニ子ども図書館」が開設され、毎月第1火曜日に100冊の児童書を生涯学習館のスタッフが
集団貸出し扱いで届けて下さっています。平成18年からは学生ボランティア・サークル「サニー・スマイル」
によって、学生が面会時間終了後から消灯時間までを子ども達と一緒に過ごす活動が始まり、
「ミニ子ども図書館」の絵本がよく利用されるようになりました。
また、平成20年4月からは「つみ木広場」が毎月プレイ・ルームで開催されるようになるなど、
プレイルームでの催しが多くなってきました。これらの行事の際には、
十分なスペースを確保するために本棚をプレイ・ルームから運び出す必要がありましたが、
古いカルテ棚にペンキを塗り直した本棚は非常に重く移動が大変でした。
以前の本棚は重く移動は二人掛かり 新しい書架が納品されました 生まれ変わった「子ども図書館」
今回の助成金では、ストッパー機能付きの車輪が装備された書架を購入するための費用として
30万円が助成され、このほど念願の書架が納品されました。
納品当日は「つみ木広場」の開催日に当たり、「つみ木広場」の会場準備を兼ねて新しい書架に図書が
移されました。これからは、蔵書内容の充実に努めていきたいと思います。
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