プラネタリウムとつみ木の夕べ2011

2011年8月23日に、病院1階の外来ホールで小児科病棟「プラネタリウムとつみ木の夕べ2011」を開催しました。今回も、夏休みに入院している子ども達が、ご両親やきょうだいと一緒に楽しめるように、外来業務が終了したホールを使って平日の午後18時半から行ないました。
会場には、36回目の「つみ木広場」として木楽舎つみ木研究所の荻野さん達が1万5千個のつみ木を用意して下さいました。



また、ウィルシステム・デザインの高尾徹さんが準備をして下さった投影機の周りをボランティアのスタッフがつみ木で飾り付けします。
「つみ木広場」が始まると、子ども達が、お父さんお母さんや、きょうだいとも力をあわせて作品を作りはじめました。



時間とともに会場全体が1つの作品として出来上がって行きます



みんなの作品が仕上がったところで会場が暗くなると、作品のひとつひとつに「つみ木おじさん」が光を入れてくれます。光が入れられると、作品の大小にかかわらず、どの作品も美しく映えて、見つめるみんなの顔も満足感で輝きます。 そして、つみ木の間から漏れ出る光と影の美しさに、大きな歓声があがり自然と拍手が起ります。



幻想的な光と影の世界に、みんなの歓声があがります




いよいよプラネタリウムの投影です。 会場の天井に、プラネタリウムが投影されると、まるで「つみ木の街」に夜が訪れたかのような幻想的な雰囲気になりました。



つみ木の街の上の美しい星空に思わず拍手が・・

高尾さんが夏の大三角を示しながら、織姫星と彦星のお互いの距離をわかりやすく説明して下さいます。・・・織姫さんから彦星さんに「逢いたい」と携帯メールを送ると、メールが届くのに15年・・・そして彦星さんが新幹線に乗って逢いに行くと、織姫さんのところに着くのに6000万年・・・楽しく宇宙の広さを実感することができました。
星空を見上げていると、流れ星も現れます。その度に、わっと歓声があがりました。




全部で約2時間でしたが、家族揃って夏休み気分を味わうことができました



トンネルの向こうは・・・・!?

(このイベントは、花王・コミュニティミュージアムプログラム2010の助成で行われたものです)



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