第3回プラネタリウムの会

今年で3回目となった「星の語り部」のメンバーによる移動式プラネタリウムの会が、 平成21年8月17日に院内学級で行われました。今回のテーマは「お月さま、みーつけた」です。

最初に戸坂静子さんが、「お月さまってどんなあじ?」(ミヒャエル・グレイニェク 著、泉千穂子 訳) を読んで下さいました。動物たちが月に触ろうと登場する度に、子どもたちからクスクスと可愛い笑い声が 聞こえました。すっかりリラックスした子ども達は、跡部浩一さんがドーム状スクリーンに映し出して くださる絵本の挿絵の中に描かれている「お月様」を、楽しみながら次々に探しました。続いて尾関さやか さんが「なかないでくま」(フランク・アッシュ 著、岸田衿子 訳)を読んで下さいました。 やせ細っていく月を元気にしようとする優しいクマのお話に、今度は静かに聞き入りました。

そして、いよいよプラネタリウムの投影です。真っ暗になった部屋でスクリーンに星が映し出されると 皆熱心に見上げます。参加したひとりひとりの子ども達の誕生日の夜空を順番に再現して、高橋真理子さんが 星空を解説して下さいました。最後に、「星の語り部」のみなさんと一緒に歌いました。

月や星を身近に感ずることができた会でした。そして「星の語り部」のみなさんが仲良く星を楽しむ様子も、 子ども達の印象に残ったことと思います。

(この活動は、花王・コミュニティミュージアム・プログラム2008の助成で行なわれています)


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