院内学級に!小児科病棟に!プラネタリウムがやってきた!!

 2014年8月18日に夏休み編制の院内学級の机が片付けられて、代わりにエアードームが部屋一杯に準備されました。


 山梨県立科学館でプラネタリウムを担当され星空工房アルリシャ代表である高橋真理子さんが、星の語り部の佐野さんと永井さん、山梨県立大学の井上さん、渡辺さん、原田さんと一緒に来て下さったのです。


 院内学級の小中学生5名が、先生やお母さんと一緒に星空散歩を楽しみました。


 病棟でプラネタリウムが本当に見られるの!?半信半疑でこの日を待っていた子ども達は、病棟プレイルームにエアードームが準備されると、開演を待ちきれずに様子をのぞきにきます。子ども達ばかりではありません。医師や看護師、薬剤師・・・みんな子どもの頃の笑顔に戻って、代わる代わるプレイルームを覗き込んでは大きなエアードームにびっくりします。準備が整うと、みんなでドームに入って思い思いに腰を下ろしワクワクしながら開演を待ちました。


 夕暮れの甲府盆地の空から太陽が沈んで、夜の帳が下りました。見上げると頭上には夏の大三角が見えています。でも街明かりの影響で暗い星までは見えません。高橋さんに促されてみんなで目を閉じて声をそろえてカウントダウン。目を開くと、すっかり暗くなって頭上には満天の星空が広がり天の川が空を分かつように流れています。それからは高橋さんの解説で約30分間の星空散歩と宇宙旅行を満喫しました。星空の美しさはもちろん、一緒に星空を見上げる楽しさと時間を共有する喜び・・・みんな幸せな気持ちでドームから出ました。


 山梨には素晴らしい星空があります。この日のことを思い出して、星空を見上げてみたいですね。

(このイベントは大和証券ボランティア助成のサポートで行われました)

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