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■1.山梨大学医学部小児科、研修体験記■

 


魅惑の一般病院研修

平成21年度入局
山梨県立中央病院
SF

 初期研修の2年間は大学病院で研修を行い、今年から小児科1年目の研修として山梨県立中央病院小児科で忙しくも楽しい日々を送っています。県立中央病院には現在、私を含め5人の小児科所属の医師と、6人の新生児科所属の小児科医がいます。
 小児科は、活発に議論が出来る空気に満ちています。3年目の私の意見も、初期研修医の先生方の意見も、正しく根拠を持って意見を述べれば、直ちに治療方針に反映させてくれる懐の深さもあるので、主体的・能動的に日々の診療を行うやり甲斐に満ちています。また、同じ小児の領域においても、循環(救急)・神経・内分泌・血液とそれぞれ多彩な専門領域を持った先生方が、各々の専門性を高く発揮した診療も行っており、広く深い勉強をさせてもらっています。その上、病院の特性として、1次救急から3次救急まで全ての患児を受け入れており、プライマリーケアからICUでの重症管理まで、幅広い診療に携わる事も出来ます。新生児科の先生方とも、定期的な合同カンファレンスや抄読会を行っており、難しい症例には互いに意見を出し合うなど、活発な交流があります。また、病棟も「小児病棟」なので、小児外科をはじめ他科の小児に関わる先生方と気軽に相談できる雰囲気があり、小児内科のみならず、外科に近い小児領域の疾患の勉強もできます。
 それなりに日々の診療は忙しいのですが、長期休暇もあって、仕事のオン・オフがはっきりしています。そんな日々の中で、新鮮で刺激的な毎日は「あっという間」に過ぎていき、受け持ちの子供がくれる笑顔・時々もらう手紙や写真などの宝物も増えてきました。
 限られた文章では表現しきれないほど充実した研修を送っていますので、興味がある方は是非、医局説明会などに参加の上、話しかけてください。また、選択実習や初期研修で県立中央病院に来る機会があれば、遠慮なく声をかけて頂けると幸いです!

(平成22年1月・入局1年目・記)

 

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