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■1.山梨大学医学部小児科、研修体験記■

 


後期研修病院の紹介
-地域の病院らしい小回りの利く医療を実践-

平成10年度入局
山梨厚生病院
Y.D

  こんにちは。私は小児科医になって10年目になります。10年目というと中堅〜ベテラン、というイメージがあるかもしれませんが、自分ではまだまだ未熟で日々勉強の毎日です。さて、山梨厚生病院は東山梨地区の拠点病院として現在4人の小児科常勤医がいますが、私は学年的には下から2番目になります。この紹介文では私の目から見た病院の様子をざっくばらんに書いてみたいと思います。
 4人の医師で外来のコマ数、夜間のオンコール回数はほぼ均等に振り分けてもらっています。ですから夜間・休日のフリーな時間も十分にとれて、メリ・ハリの効いた生活を送っています。入院患者は基本的に私ともう一人の下2人(若手)で受け持ち検査や治療方針を決めていますが、毎日4人でカルテを開きながら意見を交換しています。上の2人(医長と部長)は、多くは口出しせずに私達の意見を尊重しながら、間違いは正し、足りない部分はそっと気付かせてくれます。また、私が専門とする小児神経の分野では、特に力を発揮できる環境を整えてもらっています。医長は常々「最終的には責任は俺が取る」と言ってくれるので、甘えて伸び伸びと仕事させてもらっています。
 病棟のナースは頼れるベテランから元気な新人まで多彩な顔ぶれですが、皆子供が好きで真剣な中にも明るく楽しい雰囲気を作ってくれています。もちろん私のオヤジギャグにも暖かく(?)付き合ってくれます。当院の小児科外来は県下でも最大級の広さに加えてプレイルームや小児専用の点滴室を完備していて、子供達や親御さんに喜ばれる環境だと思います。検査やレントゲン技師さんも時間外の依頼などのわがままにも可能な限り対応してくれて、地域の病院らしい小回りの利く医療が実践できます。
 というわけで地域に根ざした患者本位の医療ができ、かつ地域の中核病院として色々な疾患も経験できる病院だと思います。若い皆さんの新しい力をこんな病院で生かしてみませんか?スタッフ一同お待ちしています。

(平成19年7月・入局10年目・記)

 

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