たけいさきよさんの写真展

 2011年5月9日から、たけいさきよさんの写真が展示されています。 たけいさんは、山梨で最初の「星のソムリエ」資格を持ち清里のホテルで天文担当として活躍されています。 今回は、写野が円形になるカメラ(日野澤成一さん作製の「ヒノサワさんちのアストロカメラ」) を使って撮影した八ヶ岳周辺の夜空の写真を展示して下さいました。


 展示の様子も「まあるく」してみました。

 野辺山の朧月夜の写真では、山とヤマナシの木の上に昇った月が畑のマルチングを照らしていて、たけいさんは「まるで私を導くように光の階段が続く 山の向こう かすんだ先には なにが待っているのだろう」と紹介されています。 また、北杜市武川にある実相寺の有名な山高神代桜の写真には、月明かりに照らされた桜の花の上に北斗七星が写っていて、たけいさんは「天空を巡る大びしゃくが星の雫をこぼすのは 神の代から引き継がれてきた桜色の杯」と紹介されています。


 まあるい夜空の写真はやさしくて、見ていてとても心地よく、また夢の中の世界を覗き見ているかような不思議な気持ちになります。

この催しは、花王・コミュニティミュージアムプログラム2010の助成で行われたものです

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