つみ木広場が50回目を迎えました

 病棟では、市内の木楽舎つみ木研究所のスタッフが、毎月1回6,000 個の積み木を用いた「つみ木広場」を開催して下さっています。2008年の春から始まったこの活動が、2013年5月で50回目の節目を迎えました。そこで、入院中に積み木広場を楽しんで退院し、現在も外来に定期通院している子どもたちとその家族を対象にして、8月25日(日曜日)に外来ホールで50回記念の「つみ木広場」を開催しました。当日は、6家族21人が看護学科の学生ボランティアと一緒に10,000個の積み木で楽しみました。


 入院中は一人で楽しんでいた子どもたちが、今回は兄弟とも一緒なので、お兄ちゃん・お姉ちゃんぶりを発揮して、のびのびと楽しんでいる姿が印象的でした。また、一緒に入院生活を送った子どもたち同士の久しぶりの再会もあって、家族の枠組みを超えて協力し合い、大きな作品作りに取り組む様子も見られました。当日には、京都大学病院の小児科病棟でボランティア活動を長く続けておられる神田さんご夫妻も参加して下さいましたが、すぐに子どもたちと打ち解けて交流しておられました。


恒例の作品への明かり入れでは、今回はつみ木おじさんが新企画を用意してくれていました。自分たちの作品が虹色の光に照らされる様子に、子どもたちは大喜びでした。木楽舎つみ木研究所のスタッフのみなさんは、元気になって成長した子どもたちとの久しぶりの再会と、子どもたちの成長ぶりをとても喜んでいました。


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