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牛山俊男さんの写真展(みつめる目)
プレイルームの展示スポットに、
クリスマスを目前に控えた2011年12月21日から韮崎市在住の写真家である牛山俊男さんの作品が展示されました。
牛山さんは天体写真撮影を中心に活動されておられる自然写真家ですが、
前回の「ネパールのこどもたち」というテーマでの展示に続いて、
今回は「みつめる目」というテーマで作品を展示して下さいました。
プレイルームには、ヤマバト、カマキリの幼虫、アオバズク、ツグミ、ニホンザルの子ども・・・
と様々な生き物の写真が展示されました。
己が小さいなんて意に介さずにカマを振り構えて威嚇するカマキリの幼虫の目には、逞しい生命力を感じます。
また、アオバズクの鋭い目力には、こちらの視線も釘付けになります。
若葉の隙間からこちらをうかがう子ザルの目には、好奇心と不安が見てとれます。
そして、ハトやツグミの柔らかな目線には、生き物のしなやかさが感じられます。
一番窓側には微笑む男の子と女の子の写真が展示されています。
この作品、実は牛山さんのお子さんの写真だそうです。
カメラに向けられた二人の視線には、お父さんへの信頼が感じられます。
向かい側には、前回も展示して下さったネパールの姉弟がこちらを向いた純朴な笑顔の写真も展示されています。
作品を見ていると、カメラのファインダーを覗き込む牛山さんの愛情に満ちた眼差しが強く感じられます。
この作品は、写真にこそ写ってはいませんが牛山さんの「みつめる目」でもあるのです。
（この活動は花王コミュニティミュージアム・プログラム2010の助成で行われています） |
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