後期研修情報トップページはこちら

初期研修情報はこちら

前のページへ戻る

■2.女性小児科医師を目指している皆さんへ■

 


悩める母と 子のために


小児神経グループ

K.Y

 入局14年目になります。14年というと一回り以上になってしまいますが、私にとってはあっという間でした。 大学を卒業し2年間の臨床研修の後、大学院に入学し、小児神経専門医を目指しながら学位も取得することができました。 その後2年間の国内留学、一般病院での勤務を経てアメリカコネチカット州に留学し、昨年帰国しました。 現在は小児科、小児神経科、てんかん専門医として診療、研究に従事する一方、1児の母として子育て奮闘中です。
 実際自分で子育てを体験してみると、いかに現在の社会が子育てしにくい状況にあるかということがわかるようになりました。 日本ではアメリカに比べ社会全体での子育てという意識が低く、育児ノイローゼになってしまうお母さんや、不登校を愁訴に来院する悩める子ども達がとても多いような気がします。 日本の未来は子ども達にかかっています。小児科医として、小児神経科医として障害を持つお子さんや悩めるお母さん方へ少しでも手助けができればと考えています。
 最後に小児科医をめざす女性医師の皆さんへ。我が医局は子供を持つ女性にとってとても働きやすいと思います。他科では出産後結局仕事を同じように続けることができずに仕事を辞めてしまう女医さんも多い中、小児科女性医師は出産後子育てをしながら社会復帰を果たしています。それには他の先生方が子育ての重要性を理解し、支えてくださっているおかげでもあります。大変やりがいのある仕事です。皆さんも未来のある子供達のために自分の能力を生かしてみませんか?(平成18年6月・記)

後期研修情報 トップページはこちら   

初期研修情報はこちら   

前のページへ戻る