クリスマス会2013

 2013年の小児科病棟クリスマス会が12月17日に外来ホールで行われました。最初に、ホールに敷き詰められた赤いカーペットの上で、木楽舎つみ木研究所のみなさんと56回目のつみ木広場を兼ねて1万個のつみ木を使って遊びました。つみ木おにいさんが作った恒例のクリスマス・ツリーだけでなく、ケーキや雪の結晶などクリスマスらしい作品が作られました。また、素敵なリースも用意して下さり、みんなで願いを込めてリボンを結わい付けました。


 つみ木作品ができあがったところで、恒例のJunさんによるマジック・ショーです。今回は、ダンディーJunさんに扮してマジックが披露されました。カードに書いたスプーンが曲がってしまったり、割れたハズの風船がよみがえったりと、軽妙なおしゃべりを聞きながら楽しみました。ティッシュ・ペーパーを使ったマジックでは、みんなにネタを教えてくれましたが、教えてもらっても簡単には真似出来ません。ネタをバラしたのに、かえって尊敬されてしまうJunさん、流石です!!この後で、Junさんは会場に来られなかった子どもたちの病室でもマジックを見せて下さいました。


 続いて、学生ボランティア・サークル「サニースマイル」のメンバーが、ハンド・ベルでクリスマス曲を演奏してくれました。試験勉強の準備で忙しいメンバーも多いなかで、アンコールにも応えて全部で4曲息の合った演奏を披露してくれました。


 会場の灯が消されると、つみ木おじさんが1つ1つの作品に光を入れてくれました。光と影の競演を楽しみ、ゆったりした気分になったところで、サンタクロースが登場してみんなにプレゼントが手渡されました。今年は、京都大学付属病院小児科病棟ボランティア・グループの「にこにこトマト」のみなさんを通じて、メイクアウィッシュから一人一人にクマのぬいぐるみもいただきました。スターバックスコーヒーからはジュースをいただきました。また、「山梨まんまクラブ」のみなさんからも病棟にプレゼントをいただき、代表の若尾さんからエールをいただきました。


 会場の外には、今年も星の語り部のメンバーのみなさんが望遠鏡を用意して下さいました。晴れていたら、満月や木星、金星を見てもらう予定だったのですが、雲に阻まれてしまいました。そこでホールに望遠鏡が設置されました。


 みんなが代わる代わる望遠鏡をのぞくと、「オオッ!」とか「エーッ?」とか歓声があがります。望遠鏡の視野のなかには、意外なものの姿があったのでした。


 お天気は残念でしたが、望遠鏡をのぞくワクワク感は十分に味わうことができました。

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