クリスマス会2014
世の中には「♪あわてんぼうのサンタクロ〜ス♪」がいるようですが、2014 年
の小児科病棟クリスマス会は1 日遅れで12 月26 日に行われました。外来ホー
ルに敷き詰められた赤いカーペットの上で、木楽舎つみ木研究所のつみ木おじ
さんと学生ボランティア・サークル「サニースマイル」のメンバーが、1万個
のつみ木を使ってクリスマスの飾り付けを行いました。病棟で夕ご飯を済ませ
た子どもたちも、お母さん・お父さんと一緒につみ木に挑戦します。
会場の外には、今年も星の語り部のメンバーのみなさんが望遠鏡を用意して下
さいました。望遠鏡には三日月を1 日過ぎた月が導かれ、欠け際にはクレータ
ーが連なっている様子が見えました。月を望遠鏡で見るのは初めてという子ど
もたちも多く、歓声が上がります。実際に望遠鏡から見えた月を、接眼レンズ
にデジカメを押し付けて撮影してみました。
会場では最初にサニースマイルのメンバーが、ハンド・ベルでクリスマス曲を
披露してくれました。1 日遅れのクリスマス会で練習期間が長めだったためか、
例年以上に息の合った演奏を聴かせてくれました。続いてJun さんによるマジ
ック・ショーです。今回は、ピエールJun さんに扮してユーモアたっぷりにマ
ジックを披露してくれました。軽妙なおしゃべりを聞きながら、みんなすっか
りJun さんのペースに引き込まれて楽しみました。Jun さんは会場に来られな
かった子どもたちの病室でもマジックを見せて下さいました。
会場の灯が消されると、つみ木おじさんが美しい光と影のショーを演出して下
さいました。そこへ、うっかり者のサンタクロースが1 日遅れで登場です。今
年も、京都大学付属病院小児科病棟ボランティア・グループの「にこにこトマ
ト」のみなさんからプレゼントのおすそ分けをお送りいただきました。「山梨ま
んまクラブ」のみなさんからも病棟にプレゼントをいただきました。会が終わ
る頃には月が西の空に低くなってきましたので、望遠鏡を移動させて月を観察
しました。
大人の都合で1 日遅れになってしまいましたが、なんだか得をした気分になっ
たクリスマス会でした。
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