留学体験記
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シンガポール国立大学Cancer Science Instituteへの留学
血液腫瘍 渡邊敦
2022年4月から2024年3月までの2年間、シンガポール国立大学Cancer Science Instituteに留学しました。須田年生教授のご指導のもと、急性白血病における非典型的TCAサイクルの生物学的意義を中心に研究を行い、世界各国から集まった研究者たちと活気と好奇心に満ちた時間を過ごすことができました。シンガポールは資源の豊富な国ではありませんが、それだけに数十年先を見越して計画的な社会設計と人材育成に積極的に取り組んでいます。果敢に挑戦し、その結果を現実的な視点から評価し、絶えず方針にフィードバックする姿勢は、国家だけでなく人々の生活にも表れていました。シンガポールのデジタル化社会には驚嘆し、学ぶべき点が多かったのは事実ですが、その一方で、海外から日本の文化と社会に賞賛と敬意が寄せられていることにも気づきました。『こどもたち』は私たちが至ることの叶わない未来へと寄せた『手紙』です。今回の留学を通じて、私が小児医療を志す一つのきっかけとなったゆずり葉の精神で、本邦の小児医療に貢献していく決意を新たにすることができました。
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教室お知らせ
- 2024.11.06
第24回山梨県小児医療セミナー【開催
- 2024.08.14
第163回日本小児科学会山梨地方会
- 2024.06.05
保坂郁実先生が令和5年度山梨県医師会
- 2024.05.14
第23回山梨県小児医療セミナー【開催
患者様へのお知らせ
- 2022.10.14
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18トリソミーの子どもたち写真展 ~
- 2022.08.29
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入院受け入れ制限に関して
- 2022.05.07
- その他
山梨県から、こどもの心肺蘇生法動画が
- 2022.01.24
- 緊急のお知らせ
山梨大学小児病棟、NICU、GCUへ