ワークライフバランス
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男性小児科医師達のワークライフバランス紹介
男性小児科医師達は…?
1人目
卒後16年目、子どもは7歳と5歳の男の子です。
うちは家内が皮膚科で開業をしておりまして、夫婦で共働きをしています。仕事ももちろんですが、家庭や子どものことも待ったなしの状況が多いです。
夫としてできることは少ないですが、子どもとサッカーをしたり、種々の家事を分担して行っています。決めごとは作らず、夫婦で足りないところを補い合うようにして、家庭生活を維持しています。小児科は育メンの先生に対する理解が最も深い診療科だと思います。男性医師同士で育児の話しをするとか、子どもが熱を出したときに対応できるのは小児科独自の強みです。
そんな環境なので、家で子どもをみることが必要なときは先に帰らせていただいたり、色々な面でサポートを頂きながら、なんとか仕事と家庭の両立を図っています。子どもには親がいないときは不自由な思いをさせていますが、いつか責任を持って仕事をしている親から何かを感じて、大人になっていってくれればいいなと思っています。
2人目
現在、卒後16年目、子どもは4歳です。
卒後12年目にアメリカに留学しました(子供10か月時)。研究留学だったのでスケジュールは比較的自分の思い通りに組めましたし、日本にいる時より家族と一緒にいる時間が多く持てました。子供が寝る前に絵本を読んであげたり(ほとんど日本語、時に英語の簡単なもの)、週末は近所を散歩したり、こういうことが沢山出来たのはいい思い出です。Halloweenの時期は家族みんなでかぼちゃを彫ってジャコウランタンを作ったり、友達家族と一緒にコスチュームを着て近所を回ったりしました(僕は写真係でした)。小児科医で良かったと思ったのは、子供の具合が悪くなった時でしょうか。外国にいると日本にいる時よりも病院を受診するのに躊躇しますし、こういう時は妻からとても頼りにされたので、良かったです。
3人目
現在、卒後8年目、子どもは3歳男児、6ヶ月女児です。
救急部に在籍中に第二子が誕生しました。
妊娠中には、『救急部は忙しいから場合によっては立ち会うことは無理かなぁ』とか考えていましたが、実際には、周りの先生のサポートもあり、無事、第二子の出生に立ち会うことができました。
(帝王切開だったのですが、小児科医として手術室に入り、わが子の立ち上げをさせていただきました(笑))
その後も子どもや妻の体調が悪い際には早めに帰宅させていただくことも多く、救急部や小児科の先生方には大変温かな支援をいただいています。
うちの妻は専業主婦で家事・育児に専念してもらっていますが、自分の仕事が忙しくてなかなか家に帰れないときには、妻も家で疲れていると思います。
特に子ども2人をお風呂にいれるのはかなりの負担ですので、なるべくその時間には家にいるようにしています。また、休みの日にはできるだけ外出し、
妻の休日もつくれるようにしたいと思っています。
お互いがお互いの仕事の尊さ・大変さを理解し、
父として、そして小児科医としてこれからも子どもの成長を見守っていきたいと思います。
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